2015年4月の福岡市動物園訪問記、その1からの続きです。
サニーくんとマチちゃんに会えた後は、
今は空き家となっている旧マレーグマ舎へ。

旧マレーグマ舎と言えば、そう、
春休みのイベント「エサカフェ」の会場だったところ。
よろしければ 福岡市動物園公式ブログのこちら↓のきれいなお写真も合わせてご覧ください。
福岡市動物園ブログ: 空き獣舎でエサ体験♪今週末は『エサカフェ』!
入口を抜けて運動場へ。
あの高い櫓にはもちろん立入禁止の表示が。

2人が手を入れておやつを取って食べていた蟻塚オブジェも、登ったりすると危ないのでこんな感じに。

運動場から見上げると、覗いていかれるお客さん達のお顔がよく見えて、
動物園の動物さんの気持ちに思いを巡らす。
獣舎の中に入ります。

向かって左側は上部が開放になっていて、すぐに立つことができるのですが、
右側は屈んで獣舎内部まで進まないと、頭を上げることができません。
望遠レンズ装着カメラ+日頃運動不足の身にとってはややきつい体勢です。
大人の方はぜひ動きやすい服装や靴でどうぞ。
獣舎個室の内部。
壁面の芸術的なイラストとエサにまつわる読み物が面白いです。
広さはかなりおおざっぱな個人的感覚ですが、6畳位でしょうか。
天井が高く明るいです。
清潔感があり最近の機能性も感じ取れます。
建物の外には「平成21年度宝くじ何とか」という表示がありますので、
それ程古い建物ではないのでしょう。

旧マレーグマ舎全体は内部で2層構造になっています。
獣舎内の階段を上ると。

入口近くがサニーくん、隣がマチちゃんのお部屋だったところ。
マチちゃんのお部屋の前をさらに奥に進むと。
分かりにくい写真で恐縮ですが、

元々はホッキョクグマ舎だったというこの建物。
一番奥のそのお部屋に窓は無し。
広さは獣舎個室と同じ位。
おそらく産室として設けられたのでしょうね。
さて、サニーくんとマチちゃん、それぞれのお部屋の扉に、
興味深いものがありました。
サニーくんのお部屋の扉は2層構造の上部にあるので見えにくいですが、

「マチに比べ筋肉質」
「マチに比べて顔が茶色い」
と書いてあります。
マチちゃんの方が良く見えます。

これは…内部マニュアルがそのまま展示!
こういうのが楽しいです。
ところでマチちゃん、「よく扉の上にいる」って、どういう状態だったのでしょうね。
福岡市動物園訪問記、その3に続きます。