寒波到来。
日本全国のマレーグマの皆様、動物園の動物さん達、
どうか無事に過ごせますように。
さて、管理人は先日、熊本市動植物園を訪れ、
フジくんに再会する機会に恵まれました。
実は10月に既に手配していた、師走の鹿児島・平川動物公園への3日間の旅。
フジくん公開のお知らせを受け、ちょっとだけ熊本にも行ってみることにいたしました。
今回の訪問記は熊本編1回、平川編2回の、例によって全部で3回に分けて投稿します。
土曜日の12時30分頃に熊本市動植物園に到着した管理人。
まずはエントランスの事務室で動物サポーターの手続きを。
(熊本市動植物園の動物サポーター制度については公式サイトのこちらでご確認下さい。)
「好きな動物名」の欄にはもちろん「マレーグマ」と大きな文字で記入。
手続きを終え、地図を手にクマ舎へ急ぐ。
エントランスからまっすぐ歩いて、本当にすぐに右手に見えるクマ舎。

メイン通路に面していて日当たりもいいです。

まだお客さんが集まっていなかったので、パノラマ撮影で。
間口の広さが伝わりますでしょうか。

お隣はエゾヒグマさん、そのお隣がウマグマさん、そしてツキノワグマさん。
横並びの長屋形式ではなく、四角形を分割した形です。
フジくんのお部屋は現在2頭いるツキノワさんのうちの1頭が今までお住まいだったところだそうで。
12時50分。
「東京から来たシャイな男の子。マレーグマのフジくんが間もなく登場します!」
というアナウンスが園内に流れました。
お部屋の中には、既に。

愛情が滲み出る、丁寧に皮を剥かれたミカン。
さらにスタッフの皆様がリンゴと、美味しそうな大きな煮芋を櫓の上に置いてくれました。
オレンジのブイの中にはペレット。
上野の櫓の上にある枝木もありました。
上野にいた時とおんなじで、フジくん良かったね。
13時にフジくん登場。お客さん達も集まって来ていました。
ブイも両手両足使うあのスタイルでコロコロやって、

櫓の上のおやつはちゃんと全部見つけて食べてたね。

カワイイってたくさんのお客さん達に言ってもらってたね。
頑丈な檻はあるものの、
この至近距離で、しかもこのアングルで観るフジくんはかなり新鮮。

大きな煮芋は上の方でゆっくり召し上がっていました。
今回は動画も撮ってみました。
タイヤを引っ張る姿や、木片を齧るシーンなど、2分30秒弱の動画です。

ほんの2時間程の滞在でしたが、
フジくんの様子がわかってほっとしました。
スタッフの皆様、本当にありがとうございました。
暖かい季節になった頃に、またゆっくり伺います。
(2014年12月撮影)